トゥクトゥクでカオサン通りに辿り着けなかった話②
前回の続きです
目的地が封鎖されてると聞き、これからどうしようかと考えていると運転手に声をかけられる。
彼の知っている英単語やジェスチャーで
「カオサンロードに何をしに行くつもりだった？」と聞いているようでした。
「tourism(観光)」と答えても僕の発音の悪さ故に伝わらず。
今度は分かりやすい単語でと思い「フード！ディナー！」と答えると伝わったようで
「What do you want to eat？（何食べたい？）
シーフード？ビーフ？チキン？ライス？カリー？」と
僕がその時の気分でとりあえず「シーフード」と答えると
「OK！Let's Go！」と言い
Uターンして来た道を戻り始めました。
嫌な予感がする…もはや嫌な予感しかしない･･･
まぁ全てが計画通りに行く旅はない。
その時その時の流れに身を任せるのも一つの旅の仕方かな･･･
何とかなるだろと気楽に考えすっかり夜になったバンコクの道路を
トゥクトゥクに揺られながら引き返しました。
シーフードレストランに辿り着くも･･･
辿り着いたのは観光客向けエリアというよりかは
ちょっとメインストリート外れの裏路地のようなところ
辺りには観光客の姿は無く、タイ人ばかりでした。
その中の一軒のシーフードレストランに到着
トゥクトゥク運転手は
「ここのシーフードはウマいよ」的な事を言い去っていきました。
ちなみに運賃は200Bだった気がします。
(高いのか安いのか良く分からん)
まぁ腹も減ったしここで晩御飯でも食べるか･･･
と思いメニューを見ると･･･
2500B！3200B！3500B！
ん？見間違いかな？
0が一個多い気がするぞ？(^ω^)
見間違いじゃない･･･
高けぇぇぇぇぇぇ！！！！
一食50Bで食事が済ませられる
タイ・バンコクでこの値段は！！！
日本でも1万円を超える魚料理となると結構良いところの食事･･･
とてもじゃないけど行きずりのあまり良く分かってないレストランで
この値段は出せねえええぇぇぇぇぇ！！！
というわけで「ソーリー」と言いその場を後にしました。
引き止めなども無く笑顔で「また来てね」的な事を言われ見送られました。
最初はぼったくりを疑いましたが、もしかしたら本当に高級店なだけだったのかもしれません。
シーフードレストランでご飯
その後しばらく辺りをブラブラしていると、開放感があるイイ感じのレストランの横を通り過ぎました。
メニューの価格もリーズナブルでお客さんも結構入ってて賑わってる。
そしてなによりWifiが無料で使えるとの事
この旅でポケットルーターを持ってきていなかった僕にとって無料Wifiはありがたい。
その夜はそこのレストランで食事をすることに決めました。
それがこちら
(写真がブレブレで申し訳ないです)
いかにも東南アジアといった雰囲気のこのお店
このオープンな感じがいいですね。
喉が渇いたのでコーラを一本。
しばらくして出てきたのがこのホクホクぷりぷりの海老！！！！
身の部分に写真右にあるピリ辛ソースをつけて食べるととってもアローイ
この海老はもしかしたらこのバンコク旅の中で一番美味しかった料理かもしれません
バンコクのタイ料理といえばガパオライスやパッタイ、トムヤンクン等が有名ですが
個人的にはシーフード、特に焼き海老をオススメします！！
アップでもう一枚
お値段は確かこれで450Bだった気がします
現地の物価を考えるとやや高めの高級料理かもしれません。
ただそれだけの価値のある物だったと思っております。
その後辺りを彷徨っていたらBTSの駅を見つけ(駅名は忘れました)
無事帰宅。
ホテル帰着後、2ちゃんねるにて今日の出来事と
本当にカオサンロードは封鎖されているのか？と聞いてみると
「カオサンロード普通に今日も賑わってるが･･･？」
「トゥクトゥクでカオサンまでとか
ボッタくってくださいって言ってるようなもんじゃん」
「カオサン普通に入れる、店と運転手がグルだな、裏で紹介料貰ってんだろ」
次回からはトゥクトゥクではなくタクシーか
バイクタクシーで行こうと思いました。
翌年、無事辿り着けました。
