【感動】アンヘレスのマッサージ店で優しいおばちゃんに出会った話
こんにちは、ねもてぃです。
以前に引き続きマッサージ屋さんの話です。
今回は心温まるエピソードをご紹介します。
アンヘレスのマッサージ屋へ
その日も僕は相変わらず暇を持て余しアンヘレスの街をブラブラ彷徨っていました。
アンヘレスに行って、昼間暇を持て余す方結構多いのではないでしょうか?
そんなわけでとある一軒のマッサージ屋にたどり着いたのであった。
お店の名前はCloudy Nineでしょうか?
最初見た時は店内の様子も見えないし何か中暗いしで(本当に営業してるのか?)と疑問に思いましたが
とりあえず中に入ってみると普通に店員さんがいて、中に案内されてマッサージを受ける事となりました。
マッサージも後半に差し掛かると窓の外からイキナリざーーーー!!!という音が聞こえてきました。
うん、コレは間違いないスコールだ。
今はマッサージ中だから良いモノの、マッサージが終わった後に止んでるのか?
ちゃんと帰れるのか?嫌な予感しかしなかった…
マッサージを終え、お会計を済ませドアを開けると…
(※画像はイメージです)
スコール大爆誕!
完全に土砂降りで傘も無しに帰れるはずがない…
いや、傘があっても厳しいだろう、というレベルの降水量です。
その様子をみたマッサージ師のおばちゃんから
「アマヤドリ OKヨ」というありがたいお言葉
従業員用の待機スペースで雨宿りさせていただくことになりました。
待機所へ
マッサージ店の待機スペースで雨宿りをさせていただく事になり、ソファに腰かけました。
するとおばちゃんがお茶を出してくれます。なんて優しいんだー(泣)
温かいお茶を飲みソファでスマホポチポチしながら雨が上がるのを待ちます。
マッサージ師のおばちゃんはこの時間帯は2人
そしてこの土砂降りのせいかお客さんは全く来ないのでおばちゃんたちも待機スペースで暇を持て余しています。
しかしながらこのおばちゃんたち、仕事中だというのにソファに寝っ転がってスマホポチポチしてたり、そのまま寝てたりする。
この自由さはまさに海外って感じですね。日本もこんくらいルーズになって良いと思うんですよ…
日本の接客業はそこまで給料高くないのにプロ意識というか高いサービス求められすぎな気がするんで、もうちょっとテキトーでいいんじゃないかと思う今日この頃です。
雨が上がるのを待つこと、30分ほど…
大分雨の勢いは弱まったものの、まだまだパラパラ降っててとても傘無しじゃ帰れない状態…
ちょくちょく外の様子を見に行く僕の様子を見たマッサージ店のおばちゃんが
「カエリタイ デモ カサナイ?」と尋ねてくる
僕が「いえす」と答えると
奥から何かを取り出して持ってきました。
む!?これは折り畳み傘…まさか…
おばちゃん「傘貸してあげる」
ええんか!?おばちゃん!?
おばちゃん「ええんやで」ニッコリ
なんて優しいんだ…この異国の地で人のやさしさに感動しました。
やはり人に親切にしてもらえるって気持ちが良いモノですね、心が温かくなります。
やはり人は一人では生きていけないんだなぁとか人の繋がりの大事さなんかを改めて再認識しました。
え?傘借りただけやん。って思われるかもしれないのですが
そんな些細な優しさでも人はハッピーになれる、そんなことをしみじみ感じた一日でした。
(ちなみに傘はちゃんと当日返却しに行きましたw)